人生の道草(旅行)
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2020年 4月10日 全面リニューアル
人生の楽しみの中の一つに旅行がありますが、その旅行について私の経験を紹介します。 学生の頃は、周遊券を使って交通費をなるべく安くし、宿もとにかく安いところを探しました。 仕事が忙しくなるとあまり旅行をする時間もありませんでしたが、夏休み等に、車で子供達と関東や東北に旅行し、ペンションなどに泊まりました。 やがて、子供達も独立し、自分も第二の職場に移ってからは、夫婦二人で旅行することが多くなりました。 ここでは、現在の旅行について、説明します。 |
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旅行の方法 若いときは、旅行会社のツアーを利用することはありませんでしたが、最近は、ツアーを利用することが多くなりました。 ツアーと自分で計画する旅行との比較を簡単にしてみます。 (1)ツアー旅行 <良い点> ・一番が、個人旅行より圧倒的に料金が安いことです。往復の交通費、宿泊費、観光地巡り込みで、この値段と驚きます。 ・目的地の近くまでは飛行機や電車で行き、その先は、バスで各観光地をバスガイド等の説明を聞きながら回りますが、このバスガイド等の説明が、奥深いものがあります。ガイドブックを読んでも記載されていないような話を聞くことができます。 ・観光地を効率的に回れる。 観光地を個人で電車、バスに乗って回る場合、地方では、1~2時間に1本しかバスが運行されない等で、非常に不便で、1日に2ケ所しか回れないところを、ツアーでは、4~5ケ所を見ることができます。 ・旅行の計画が簡単。最近は数多くのツアーが計画されているので、その中から希望の観光地を回るツアーを選択すればよい。 <マイナス面> ・希望する観光地のみのツアーが少ない。 ・観光地ごとの見学時間が平均しており、自由にならない。 ・有名な観光地のツアーは多いが、マイナーな場所に行くツアーは少ない。 ・ツアーの途中で、旅行会社と提携のお土産店に寄るので、何となくその店で買い物をすることになる。 ・以前ツアーで行った地域に、再度ツアーで、前回寄らなかった観光地に行こうとすると、前回のツアーと重複する場所が多くなる。 ・ツアーの成立する最低人数があり、その最低人数に達しないと、ツアーが中止される可能性がある。 ・1人では参加しづらい。 (2)フリープラン フリープランとは、往復の交通と宿が決まっており添乗員が付かない旅行で、現地では自分で行きたい場所へ現地での交通費を別に払って移動します。 また プランによっては、現地でのレンタカーがセットになっているものとか、現地での鉄道のフリー切符付きのものもあります。 <良い点> ・フリープランも、個人旅行よりは、料金が非常に安い。 ・現地で、自分達の行ところを自由に計画できる。 ・自分でのんびりできる。 <マイナス面> ・事前に現地での観光地を巡る計画を建てる必要がある。 ・現地での移動の費用、効率は個人旅行と同じである。 (3)個人旅行 個人旅行は、目的地までの交通の切符の手配、宿の手配、観光地の見学の予定等、全てを自分で行う旅行で、昔はこの個人旅行が当たり前であった。 <良い点> ・個人の行きたいところ、行きたい時期、行きたい時間を希望に従って計画できる。 <マイナス面> ・旅行費用は、どうしてもツアー及びフリープランより高くなる。 ・旅行の行動計画から切符、宿の手配等 手間がかかる。 (逆に、それも旅の楽しみであり、思い出に深く残る。また退職後は、ボケ防止の効果もある。) 但し、最近は、宿の予約はネットからの予約で同じホテルでも、通常料金より安く泊まれたり、また 色々サービスが付いた予約が可能である。 |
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以上の点を簡単に表にすると
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私の旅行方法 (1)初めての観光地 ・初めての観光地へいく場合、旅行会社のツアーを利用し、ガイドの説明を聞いて、かつ多くの観光地を回る。 (2)2回目の観光地 ・最初ツアーで回って特に気に入った場所は、今度はフリープランを利用して、気に入った場所に限定して旅行する。 (3)近場の旅行 ・私は車は持っていないので、気分転換に東京近くの温泉や海に行く場合、フリープランを利用して、現地でのんびりしてくる。 (4)東北、北海道旅行 ・私は、たまに東北や、北海道に旅行するが、その時はJR東日本のフリー切符を利用することが多い。 特に、50歳以上が入会できる「大人の休日倶楽部」に入り、年3回期間を限定して発行される、格安のフリー切符「大人の休日クラブ会員パス」を利用する。 ただしこの格安のフリー切符の発行時期は、2月、6月、9月の観光客の少ない時期であり、気候も観光には余り向いていない時であるのが少し難点である。 |
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旅行の失敗談 私の最近の旅行の失敗談を紹介します。 (1)北海道への寝台特急「北斗星」での家族旅行 ・その時は、食堂車での夕食は予約していなくて、夕食は駅弁を買って食べようと、上野駅でも弁当を買わずに寝台特急に乗り込んだ。しばらく走って、宇都宮駅で駅弁を買おうと思ったが、ホームには駅弁売りが全く見えない。 次の郡山駅、福島駅でも同様で駅弁はあきらめ、少しだけ持っていたスナック菓子で空腹を我慢し、食堂車がパブタイムになるまで通路に並らび、夜10時頃やっと簡単な夕食にありつけた。 前もって、上野駅で食事を確保するべきであったと反省した。 (2)寝台特急「あけぼの」での旅行 真冬の1月中旬発の寝台特急「あけぼの」の指定券を前もって入手し、出発当日も、テレビで特に運休等のアナウンスもなかったので、夕方早めに食事し、風呂に入って温まり、準備万端で上野駅に向かった。上野駅に早めに着いたので、コーヒーでも飲もうかと駅構内を歩いている時に、通路の上部に表示されるテロップに「寝台特急あけぼのは大雪の為運休・・・」と。ビックリしてみどりの窓口に行くと、運休は午前中に決まっていましたとことであった。 宿も予約してあったので、指定券を寝台列車から次の日の新幹線に変更して、家にすごすごと帰った。 後で知ったことであるが、冬は日本海側を通る寝台列車は運休になることが多い。 今年(平成24年)の冬は大雪であり、寝台特急「あけぼの」は、運行される日の方が少なかったと思う。 冬の東北方面の寝台特急は、雪で運休になる可能性が多いので、利用を控えるか、当日は事前に運行状況を確認する必要がある。 |
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廃止となる寝台特急等の指定券の入手方法 最近、ブルートレイン等の列車が、ダイヤ改正で廃止となることが多くなってきた。そのような列車の指定券を入手するのは、非常に困難であるが、私は、次の方法で、入手できたことがあるので、参考にしてください 。 東京と九州を結ぶ寝台特急「富士・はやぶさ」は、平成21年3月13日を最後に廃止されましたが、私は、その約1週間前の3月5日東京駅発の「はやぶさ」のB寝台に乗ることができました。 最初、約1ケ月前にみどりの窓口に、寝台特急券の購入に何回か行きましたが、いつも売り切れでした。しかし、インターネットで寝台列車の予約状況を見ると、出発日の何日か前までは、×(満席)であったものが、出発日の前日になると、△(空き僅か)になることがありました。 そこで、予め仕事の休暇をもらってから、みどりの窓口に行って、翌日出発の寝台特急券を申し込むと、1枚ですが購入することができました。 当日は、早めに仕事を終わらせ、東京駅に行きました。東京駅のホームは、廃止間近の寝台特急「富士・はやぶさ」の写真を撮ろうとするマニアや報道陣で人が溢れていました。そんな中、1人で寝台列車に乗り込み、熊本まで行きました。 大阪までは起きていましたが、残念ながらその先で寝てしまい、気がついたら外は明るくなっていました。 この様に、非常に入手が困難だった廃止間近の寝台特急券をみどりの窓口で購入できたのは、指定券等の払い戻し時期に関係します。 指定券等の払い戻し料金は、出発日の2日前までは、「320円」ですが、それ以降になると、払い戻し料金は指定券の代金の30%にもなります。そのため、指定券等を買い占めてネットオークションに出していたものが、出発日の2日前までに売れ残った切符を払い戻し料金が30%になる前に払い戻すために、直前にみどりの窓口で通常の料金で購入できたのです。 ちなみに、寝台特急「はやぶさ」で同じボックスになった人に聞いたら、その人はネットオークションで寝台特急券を購入したし、このボックスの他の席もネットで売られていたと話していました。 右の写真は、平成21年3月5日に東京駅を出発する前の「はやぶさ」と、翌日熊本駅に到着後の「はやぶさ」の電気機関車です。 |
平成21年3月6日 熊本駅に到着した寝台特急はやぶさ 到着後も多くのファンが写真撮影をしていました。 |
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九州の島めぐりツアー 先日(平成24年10月下旬)阪急交通社が企画した「壱岐、平戸、生月島、天草諸島をめぐる」ツアーに参加してきました。 ツアーは平日であり、往復の新幹線はグリーン車、値段も11万円と決して安いツアーではなかったので、参加者も70代の夫婦が中心でした。 阪急交通社のツアーは、日程の割りに観光地が多く、よく言えば割安、逆に言えばハードなツアーが多いと認識はしていましたが、今回は新幹線は、グリーン車だし、値段も高めなので高齢者を対象としたツアーであり、そんなにハードなツアーではないだろうと予想していました。 しかし、実際にツアーに参加してみると結構ハードな行程でした。特に1日目の行程が、東京から新大阪まで新幹線で行き、大阪南港からフェリーに乗船し、翌日 朝新門司港で下船するのですが、このフェリーでの移動が結構大変でした。 航路は瀬戸内海なので、波による揺れは殆ど無かったのですが、船の機関室からの振動があり、寝ようと思って、横になると、頭に直接振動が響いて、良く眠れませんでした。 また、2日目の朝食もフェリーの中ですが、朝食の時間が、4:40からであり、新門司港に5:30にい到着し、その後、バス、壱岐の島への往復のフェリー(片道 約100分)、壱岐の島内でのバスでの観光等が続き、宿に到着したので19:10頃で 部屋で一休みする間も無く、直ぐに夕食となりました。 宿で、横になっても、暫らく揺れている感じがしました。 行程的にはハードな今回のツアーでしたが、多くの観光地を巡り、バスガイドの説明も内容が豊富で、また非常に楽しいガイドで、あたかもトークショーを聞いている感じで、バスの中では笑いっぱなしで、とても楽しいツアーでした。 島巡りは、個人で旅行するにはなかなか難しく、ガイド付きのツアーでなくては、とてもこの値段、この期間では観光できないと思います。 行程的にはハードなツアーでしたが、ツアーから帰って来ると、ツアーでの観光地が思い出され、また旅行に出かけたくなりました。 |
大阪南港から新門司港へ向かうフェリー内の1等船室 2段のベッドが両側にあり、4人寝れるが、ツアーでは、2人で利用。 船の振動がひどいので、上段のベッドに寝たほうが、まだ良かった。 壱岐の島の猿岩(サルの横顔に似ている) 壱岐の島の原の辻遺跡、写真では少し欠けているが、入口の両側に立っている柱の上に、鳥の形をした飾りがあり、鳥居の原型である。 九十九島クルージング 実際は200以上島の間を船で約50分で巡る。 |
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