人生の道草




人生の道草(宅建試験の学習)

 

変更履歴

 

2020年 4月10日 全面リニューアル


宅建主任資格取得の試験学習

本ページでは、私の経験を元に、独学での学習方法について説明します。
ただ、学習方法として、独学を勧めているわけではなく、各人の状況で資格学校での学習(通学学習や通信学習)を検討してください。都心に教室がある資格学校をいくつか載せておきましたので、詳細については、各資格学校のホームページ等でご確認をお願いします。
宅建試験に不合格となると、再度1年間の学習等が必要となり、気持ち的、時間的にも大きな負担となりますので、学習方法の選択に於いては、目の前の費用の高低だけではなく、時間の重要性も考慮して総合的に判断してください。


1.学習方針の決定

学習方法は、大きく分けて独学、通信学習、通学学習がありますが、以下のメリット、ディメリット等を考慮の上、決定してください。

 項目  独学  通学学習  通信学習
 費用  非常に安い  他に比して費用が掛かる  費用は中間
 学習効果等  学習意欲の維持が難しい  学習意欲が維持され、直接講師から説明を受け疑問点はその場で確認できるので学習効果が高い  学習意欲の維持がやや難しい
 学習時間  自由に学習時間設定(学習スケジュールをキープする自己統制が必要)  受講コースで設定され自由度はない(逆にメッリトでもある)  自由に学習時間設定(レポート提出等で学習スケジュールがキープされる)

2.独学での学習


2.1 使用テキスト
書店に行くと、様々な宅建向の本が並んでいますが、私は以下の3冊の本を使用しました。
学習で使用する本は、各々の経験等から自分に合ったものを選択しますが、私の場合は、不動産関係の業務経験は全く無かったので、宅建の知識を習得するための本は、中身が詳細に記述されている本を選択しました。
本棚には、本の中身が簡単に記述されていて、それを読めばあたかも資格が簡単に取得できるような宣伝をしたものがありますが、独学で1から学習するには、やはりページ数が多くても、必要な内容が詳細に記述された本が必要と考えます。


 項目  使用した本
 基本書  パーフェクト宅建(住宅新報社)(約3,000円)
 練習問題  過去問セレクト300(TAC出版)(約2,500円)
 直前まとめ  宅建出題ポイント50(成美堂出版)(1,050円)

以前のテキスト及び値段ですので、現在は表題が変わっていたり、料金も高くなっていると思います。


2.2 学習スケジュール
私の場合は、以下のスケジュールで学習しました。退職後であり、ある程度学習時間は取れましたので、平均すると1日4時間程度でした。

時期  ステップ  学習概要
 7月22日日~9月28日  基本書の1回目  基本書を最初から最後まで、一通り読んで理解
 9月19日~10月10日  基本書2回目及び過去問  基本書を2回目通して読む
同時に過去問を練習
 10月11日~10月15日  基本書3回目、過去問及び直前まとめ  基本書の重要ポイントの再確認、過去問の継続及び直前まとめテキストを使用しての知識の整理及び統計データの確認


2.3 学習方法等
 学習方法としては、以下の通りです。
(1)基本書の内容理解
 ・基本書の重要ポイント(特に年数等の数値)をノートに整理
 ・土地の分類、規制等(都市計画区域、市街化区域・・・)について、相互関係をA3の用紙に図を描いて整理
 ・試験1週間前に、再度一通り目を通して重要点を最終確認

(2)過去問よる練習(結果的には、300問の内8割程度実施)
 ・過去問を1問を2.4分で回答し、間違った問題については、
 基本書で再度 内容の確認を実施
(最近は、設問の記述量が多くなっているので、さっと読んでひっかけポイントを判断できるよう読解速度も要求されます。)


(3)直前まとめ
 ・直前まとめテキストを読みながら、基本書から重要ポイントの詳細をピックアップして加筆して理解内容の整理を実施
 ・統計に関する問題が1題出題されるので、統計データ(住宅建設が前年より○%増加した 等のデータ)を暗記


3.資格学校

資格学校は、各種あり、またコースも様々です。また費用についても、資格学校によりさまざまであり、また同じ学校でも、早く申し込むと割引になるところがありますので、詳細は、各資格学校のホームページ等で確認してください。 参考程度に以下にいくつかの学校を挙げておきます

 学校名  主な場所  費用例
 TAC  水道橋、新宿、渋谷等 16万円
 東京リーガルマインド(LEC)  水道橋、新宿、渋谷等  15万5千円
 総合資格  新宿、池袋、上野等  25万2千円

以前の費用ですので、現在は変更になっていると思います。




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